ポイ活を始めた頃、税金のことなんて考えたこともなかった。
そもそも、ポイ活でそんなに大きな金額を稼げると思っていなかったからだ。
月に数千円。
ちょっとしたお小遣いが増えれば十分。
筆者にとって、ポイ活はそのくらいの存在だった。
ところが、今年に入って少しずつ状況が変わってきた。
気づけば筆者は、ポイ活の収入だけではなく、税金のことまで気にするようになっていた。
まさかこんな日が来るとは思わなかった。
4月までは月5,000円くらいだった
筆者がポイ活で稼ぐ金額は、今年4月頃まではコンスタントに月5,000円程度だった。
アンケートに回答する。
ポイントが貯まる。
ある程度貯まったら換金する。
基本的にはその繰り返しである。
もちろん、会場調査などの高単価案件に当選することもあった。
しかし、毎月大きな金額になるわけではない。
「月5,000円なら年間にしても6万円くらいか」
そんな感覚だった。
このくらいなら、あくまでお小遣い。
税金について深く考えることもなかった。
ところが、5月からブログを始めた。
それをきっかけに、自分が普段やっているポイ活について改めて調べたり、いろいろなサービスに登録したりするようになった。
さらに、会場調査やホームユーステスト、オンラインインタビューなど、これまで以上に高単価案件にも参加するようになった。
結果として、ポイ活収入が一気に伸びた。
5〜8月はまさかの絶好調
5月から8月までの収入を並べてみる。
5月は30,350円。
6月は21,070円。
7月は23,990円。
そして8月は38,416円。
4ヶ月合計で、なんと113,826円になった。
それまで月5,000円くらいだったことを考えると、明らかにペースが違う。
特に大きかったのが、会場調査やオンラインインタビューなどの高単価案件だった。
通常のアンケートなら数円、数十円という案件も多い。
ところが会場調査なら数千円。
オンラインインタビューなら1万円になることもある。
ホームユーステストや郵送調査など、それまであまり意識していなかった調査手法にも参加するようになった。
「ポイ活って、アンケートに答えるだけじゃなかったんだな」
そんなことを実感した数ヶ月だった。
そして突然、20万円が見えてきた
ここで筆者の頭に浮かんできたのが、税金の問題だった。
給与所得者の場合、一定の条件を満たせば、副業などによる所得が年間20万円以下であれば所得税の確定申告が原則として不要となる制度がある。
そこで初めて、
「このままポイ活が絶好調だったら、20万円が見えてくるのでは?」
と気づいた。
もちろん、ここで注意したいのは「20万円」というのはポイ活で得た金額そのものではなく、税務上の所得についての話だということ。
また、ポイ活で得るポイントや謝礼がすべて同じ税務上の扱いになるわけでもない。
そのため、
「ポイ活で20万円稼いだら必ず確定申告」
という単純な話ではない。
筆者自身も、詳しい制度について改めて確認するようになった。
今まで「税金なんて自分には関係ない」と思っていたのに、急に身近な問題になったのである。
稼げることが、必ずしも正義ではない
ポイ活を始めた頃は、少しでも多く稼ぎたかった。
アンケートが来れば回答する。
高単価案件があれば応募する。
会場調査に当選すれば喜んで参加する。
もちろん、今でも稼げること自体は嬉しい。
しかし、収入が増えてくると別の視点も必要になる。
「これ以上稼いだらどうなるんだろう」
という視点だ。
さらに筆者の場合、秋以降はプライベートで時間を確保したい事情もある。
これまでのように、高単価案件を見つけたら何でも応募する、というスタイルを続けるのは少し難しい。
リアルの会場調査なら、会場まで移動する時間も必要になる。
調査そのものに拘束される時間もある。
オンラインの案件なら移動は不要だが、指定された時間を確保しなければならない。
1万円の案件を見つけても、その1万円だけを見て判断するわけにはいかない。
自分の時間も有限なのである。
これからは少し抑えるつもり
そのため、今後は高単価案件への応募を少し抑えるつもりでいる。
もちろん、ポイ活そのものをやめるわけではない。
アンケートにはこれまで通り回答する。
自分が興味のある調査があれば応募する。
ただ、何でもかんでも取りに行くのではなく、年間の収入や自分の時間とのバランスを考えていきたい。
特に今年の後半は、ポイ活以外にも優先したいことがある。
ポイ活で数千円稼ぐために、そちらの時間を削ってしまったら本末転倒だ。
ポイ活は、あくまでも生活を豊かにするためのもの。
ポイ活に生活を合わせるようになってしまったら、ちょっと違う気がする。
月5,000円から始まったポイ活
振り返ってみると、なかなか面白い。
少し前まで、筆者のポイ活収入は月5,000円くらいだった。
それが、会場調査やホームユーステスト、オンラインインタビューなどに参加するようになり、月2〜3万円が見えてくるようになった。
そして今度は「税金が気になる」というところまで来た。
ポイ活を始めた頃の自分に、
「数年後、ポイ活で年間20万円を超えないように調整しようとしているよ」
と言ったら、たぶん信じてもらえない。
むしろ、
「月5,000円も稼げれば十分じゃない?」
と言われそうだ。
でも、これもポイ活をコツコツ続けてきた結果なのだと思う。
ポイ活は「どこまで稼ぐか」も大切
ポイ活では、つい「月○万円稼ぐ」という目標を立てたくなる。
もちろん、それも楽しい。
しかし、稼げるようになったからこそ、その先を考える必要も出てきた。
税金。
時間。
本業とのバランス。
家族との時間。
自分のやりたいこと。
そういったものまで含めて考えると、必ずしも「稼げるだけ稼ぐ」が正解ではない。
筆者にとってポイ活は、今でもスキマ時間にできるお小遣い稼ぎだ。
だからこそ、無理なく続けたい。
月5,000円だった頃も楽しかった。
月2〜3万円になった今も楽しい。
そして、もし税金のことまで考えるようになったなら、それはそれで「ポイ活が一段階成長した」ということなのかもしれない。
ただし、できれば税金のラインは華麗に避けながら、これからもコツコツ楽しみたいところである。
稼げることは嬉しい。
でも、ポイ活のために生活するのではなく、生活をちょっと豊かにするためにポイ活をする。
そのくらいの距離感が、筆者にはちょうどいい。
まさか「ポイ活で稼ぎすぎないようにしよう」と考える日が来るとは思わなかったけれど。

