IPOは宝くじだと思ってたら、初当選した話

投資・優待

IPO(新規公開株)は、私にとってずっと「当たればラッキーな宝くじ」みたいな存在だった。

これまで当選歴はゼロ。毎回申し込みはするものの、「まあ今回も外れるだろうな」という感覚で結果を見ていた。正直なところ、“当たらない前提”がデフォルトになっていたと思う。

そんな中で少し前、「IPOは宝くじだと思っている」という内容の記事を書いた。
当選歴0のまま、「どうせ今回も外れるだろう」と半ば割り切った状態で整理した内容だった。

ところが、その記事を書いた直後の申し込みで、まさかの初当選が出た。例のSpaceXである。

最初に通知を見たときの感情は、嬉しさよりも「え?」のほうが強かった。
何かの見間違いかと思って、しばらく状況を確認してしまったくらいだ。


ただ今回、少しだけ補足しておきたいのは、この当選の背景だ。

今回のIPOは(少なくとも私が申し込んだ証券会社では)均等配分方式だったようだ。
そのため、完全な抽選運というよりも、「条件を満たした人の中で平等に割り振られる」という仕組みに近い。

もちろん細かい配分ロジックまでは分からないが、少なくとも「完全な一点突破の運ゲー」というよりは、参加者の中での公平性が意識された仕組みだと感じている。

そう考えると、今回の当選も“奇跡的に引き当てた”というよりは、「その枠に入った結果として自然に回ってきたもの」という方が近いのかもしれない。


それでも、これまで一度も当たらなかった身からすると、この「1回目の当選」はかなり印象的だった。

IPOに対する認識は基本的に変わっていない。
今でも本質的には「当たったら嬉しい枠」であり、確実性のある投資とは違う。

ただ一つだけ変わったとすれば、「どうせ当たらない」と決めつける必要もないのかもしれない、という感覚だ。

結局のところ、IPOは当たるかどうかをコントロールできるものではない。
でも、参加しなければ可能性はゼロのまま残り続ける。

今回の当選は、その“ゼロではなかった可能性”がたまたま現実に出てきただけだと思っている。


そして面白かったのはタイミングだった。

ちょうど「IPOは宝くじのようなものだ」と書いた直後に、この結果が出たことになる。
自分の中で整理した認識と、実際の結果が少しズレた形になったのは、個人的には印象に残る出来事だった。


結局のところ、IPOはやっぱり宝くじ的な側面があると思う。
一方で、「参加し続けることでしか当選機会が発生しない仕組み」という側面もある。

今回の初当選は、その両方の見方を否定するものではなく、ただ一つの現実が追加されたような出来事だった。

次も当たるかどうかは分からない。
また外れるかもしれないし、偶然が続くかもしれない。

だからやることは結局変わらない。 淡々と申し込みを続けるだけだ。

さて、当たった4株はどうしようか。 初値で売ってしまうか長期保有をするか。

嬉しい悩みが一つ増えた。

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