投資を始める前の筆者は、ごく普通に物欲がありました。
欲しい服があれば買うし、新しい家電が気になれば調べる。
ボーナスが入れば少し良い買い物をしたくなる。
特別浪費家だったわけではありませんが、「欲しいから買う」という感覚でお金を使っていたように思います。
しかし、投資を始めてから少しずつ変化がありました。
物欲が完全になくなったわけではありません。
今でも欲しいものはあります。
ただ、お金との向き合い方が変わったことで、物欲との付き合い方も変わったのです。
お金を使うか、投資するか
投資を始めてからよく起きるようになったことがあります。
それは、何かを買おうと思ったときに、
「本当に今必要だろうか」
と考えるようになったことです。
例えば3万円の商品を見たとします。
以前なら、
「欲しいから買おう」
で終わっていたかもしれません。
しかし今は、
「この3万円を投資に回したらどうなるだろう」
という考えが自然と頭に浮かびます。
もちろん、だからといって何も買わなくなったわけではありません。
ただ、お金の使い道を比較する習慣がついたのです。
消費という選択肢だけではなく、投資という選択肢も同時に存在するようになりました。
お金に働いてもらうという感覚
投資を始めて面白かったのは、「お金に働いてもらう」という感覚を知ったことでした。
それまでは、
お金は使うもの。
あるいは貯めるもの。
そんな認識でした。
しかし投資を始めると、お金が配当を生み、お金が増え、お金がお金を連れてくるようになります。
最初はほんの少額でした。
それでも、
「自分が働いていない間にもお金が働いている」
という事実は新鮮でした。
配当金が振り込まれたとき。
投資信託の評価額が少し増えたとき。
そのたびに、お金の見方が少しずつ変わっていきました。
以前よりも、お金を使うことに慎重になったのは事実です。
でもそれは節約したいからではありません。
お金にもう少し働いてほしいと思うようになったからです。
物欲がなくなったわけではない
投資をしていると、
「物欲がなくなりました」
という話を聞くことがあります。
筆者の場合は少し違います。
物欲は今でもあります。
美味しいものは食べたいし、本も買いたい。
家電も欲しい。
旅行にも行きたい。
ただ、その欲しいものの基準が変わりました。
昔は、
「自分が欲しいから」
が中心でした。
今は、
「家族みんなが喜ぶか」
を考えることが増えました。
自分のための消費から、家族のための消費へ
結婚し、子どもが生まれたことも大きかったと思います。
以前は自分一人が満足できれば十分でした。
しかし今は違います。
例えば株主優待。
筆者はU-NEXTの株を保有しています。
配当利回りだけを見れば、もっと良い銘柄はたくさんあります。
それでも保有しているのは、子どもがアンパンマンを楽しそうに見ている姿を見るのが嬉しいからです。
タカラトミーの株もそうです。
優待や長期保有特典があることを知り、子どもが生まれる前から保有しています。
投資なのに、どこか育児につながっている。
そんな不思議な感覚があります。
最近のお金の使い方は、自分の満足のためというより、家族の幸せにつながるものが増えました。
未来のために使うという考え方
投資を始める前は、お金は「今」のために使うものだと思っていました。
もちろん今でも現在の生活は大切です。
しかし投資を始めてからは、
「未来の自分」
「未来の家族」
という視点を持つようになりました。
投資信託を積み立てること。
配当株を保有すること。
それらはすぐに生活を変えるものではありません。
でも数年後、十数年後の自分たちを少し楽にしてくれるかもしれません。
その可能性にお金を使っている感覚があります。
まとめ
投資を始めてから、筆者の物欲はなくなったわけではありません。
ただ、物欲との付き合い方は確実に変わりました。
消費中心だった考え方は、少しずつ未来志向になりました。
お金に働いてもらうという発想を知りました。
そして、自分のためだけではなく、家族のためにお金を使う機会が増えました。
以前より物を買わなくなったのかもしれません。
しかしその代わりに、
未来への安心感や家族の笑顔を買うことが増えたような気がしています。
投資を始めて変わったのは資産額だけではありません。
お金との付き合い方そのものだったのかもしれません。
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