「ポイ活」という言葉を聞いたことはあるけれど、自分にはまだ早いと思っている高校生もいるかもしれない。
ポイ活というと、スマートフォンを使って大量にポイントを稼いだり、クレジットカードを作ったり、ネットショッピングをしたりするイメージもある。
しかし、ポイ活にはもっとシンプルな方法もある。
筆者がおすすめしたいのは、アンケートに回答してポイントを貯める方法だ。
大きく稼ぐことを目指すのではなく、スキマ時間を使って少しずつお小遣いを増やす。
高校生なら、それくらいの距離感から始めるのがちょうどいいと思っている。
そもそもポイ活って何?
ポイ活とは、ポイントを貯めてお得に使う活動のこと。
ポイントサイトを経由して買い物をしたり、サービスを利用したりする方法もあれば、アンケートに回答してポイントをもらう方法もある。
筆者が長く利用しているのは、後者のアンケート型だ。
アンケートに回答することで、自分の属性や商品・サービスについての意見、利用実態などのデータを企業のマーケティングリサーチに提供し、その謝礼としてポイントを受け取る。
つまり、ざっくり言えば、
「自分のデータや意見を提供する代わりに、ポイントをもらう」
という仕組みだ。
マクロミルも、消費者パネルから得られた情報をマーケティングリサーチに活用し、回答者への謝礼として換金可能なポイントを支払う仕組みを説明している。(マクロミル)
高校生でもポイ活はできる?
できるサービスはある。
ただし、ここは注意が必要だ。
ポイ活サイトやアンケートサイトによって、登録できる年齢や未成年者の利用条件が異なる。
「高校生だから全部利用できる」とは限らない。
登録する前に、必ず各サービスの利用規約を確認しよう。
例えば筆者が利用しているマクロミルは、現在の公式規約では6歳未満はモニタ登録できない一方、未成年者が登録する場合には親権者などの法定代理人の同意が必要とされている。(マクロミルモニタサイト)
高校生でも利用できる仕組みは用意されているが、保護者の同意が必要な点は覚えておきたい。
高校生なら、まずアンケートがおすすめ
高校生がポイ活を始めるなら、筆者はアンケートから始めるのがおすすめだ。
理由はシンプル。
お金を使わなくてもできるから。
ポイ活には、買い物をすることでポイントがもらえる案件もある。
しかし、ポイント欲しさに必要のない商品を買ってしまえば、それはポイ活ではなく単なる出費になってしまう。
例えば、
「1000円分の商品を買うと100ポイントもらえる!」
と言われても、1000円の商品が必要なかったのであれば、900円分の出費が残る。
ポイントを貯めるために無駄遣いをする。
これは本末転倒だ。
アンケートなら、基本的にはスマートフォンを使って回答するだけ。
学校の休み時間や通学時間など、ちょっとしたスキマ時間にも取り組みやすい。
ポイントのために無理して買い物をしない
ポイ活で一番気をつけてほしいのがこれだ。
ポイントを貯めること自体を目的にしない。
「ポイントがもらえるから買う」のではなく、
「もともと買う予定だったものを、ポイントがもらえる方法で買う」
くらいがちょうどいい。
例えば、もともと欲しかった本をポイントサイト経由で購入する。
普段使っているネットショップでポイントが貯まる方法を選ぶ。
こういう使い方なら、普段の買い物を少しお得にできる。
一方で、ポイントのために必要のないものまで買い始めると、財布から出ていくお金の方が大きくなってしまう。
ポイ活は「節約」のために始めたのに、いつの間にか「ポイントを貯めるための買い物」になっていた。
これは避けたい。
高額案件には飛びつかない
ネットでポイ活について調べていると、
「簡単に1万円!」
「登録するだけで○万円!」
「高校生でも月○万円稼げる!」
といった刺激的な広告を見かけることがある。
もちろん、実際に高額なポイントがもらえる案件も存在する。
しかし、金額が大きい案件ほど、条件をしっかり確認した方がいい。
個人情報の入力が必要だったり、サービスによっては後から案内や勧誘が届いたりする可能性もある。
「高額だから、とりあえず申し込む」
という考え方はおすすめしない。
何のサービスなのか。
どんな情報を入力するのか。
ポイントをもらう条件は何なのか。
解約が必要になるのか。
自分で確認して、納得できるものだけ利用しよう。
個人情報の入力は慎重に
高校生に限った話ではないが、ポイ活では個人情報の扱いにも注意したい。
氏名、住所、電話番号、生年月日などを入力する場面がある。
アンケートサイトなどでは、調査対象者を選ぶために属性情報を登録することがある。
だからこそ、
「ポイントがもらえるなら何でも入力する」
という姿勢ではなく、
「この情報を、この会社に提供して大丈夫かな?」
と一度考える習慣をつけてほしい。
利用するサービスの運営会社やプライバシーポリシー、利用規約を確認する。
少し面倒でも、このひと手間は大切だ。
マクロミルも、モニターから取得する情報や利用目的などについてプライバシーポリシーで説明している。(マクロミルモニタサイト)
「絶対に○万円稼げる!」には注意
ポイ活を始めるなら、もう一つ覚えておいてほしいことがある。
ネット上で、
「誰でも絶対に月10万円!」
「高校生でも簡単に○万円!」
などと煽っている情報を、そのまま信じないこと。
ポイ活は、住んでいる場所や年齢、属性、利用できるサービスなどによって稼げる金額が変わる。
そもそもアンケートは、自分が回答できる案件が毎日同じように届くわけではない。
筆者自身、ポイ活を長く続けているが、毎月同じ金額を稼げるわけではない。
高単価案件が多い月もあれば、地道なアンケート中心の月もある。
だからこそ、
「1日10円でもいい」
くらいの気持ちで始める方が、長続きする。
1日10円でも、積み重ねればそれなりになる
1日10円。
一見すると、かなり小さい。
「そんなに少なくて意味あるの?」
と思うかもしれない。
でも、毎日続ければ1ヶ月で約300円。
1年なら約3650円になる。
もちろん、実際には毎日必ず10円稼げるわけではないし、アンケートの数も日によって変わる。
逆に、もう少し多く回答できる日もある。
さらに、ときどき高単価のアンケートや調査に当選することもある。
大切なのは、
最初から大きな金額を目指さないこと。
小さなお小遣いを、自分のスキマ時間で少しずつ作っていく。
それくらいでいい。
筆者がおすすめするのはマクロミル
筆者が実際に長く利用しているアンケートサイトの一つがマクロミルだ。
アンケートを中心にポイントを貯められるので、「まずはアンケートでポイ活をやってみたい」という人にも向いている。
マクロミルはマーケティングリサーチを手掛ける会社で、アンケート回答などを通じて消費者からデータを集めている。(マクロミル)
公式規約では6歳未満は登録不可とされているため、高校生でも年齢条件には入る。
ただし、未成年者は親権者など法定代理人の同意が必要なので、保護者に相談してから始めよう。(マクロミルモニタサイト)
スマートフォンと利用できる電話番号など、登録に必要な環境を用意して、規約を確認したうえで始めるのがおすすめだ。
ポイ活は「お金の勉強」にもなる
筆者が高校生にもポイ活をおすすめしたい理由は、単純にポイントがもらえるからだけではない。
自分の情報や意見に価値があることを知るきっかけになるからだ。
企業は商品やサービスを作るために、実際に使っている人の意見を必要としている。
その意見をアンケートという形で提供する。
その対価としてポイントを受け取る。
こうした仕組みを知るだけでも、「お金は働いてもらうものだけではない」という感覚を少し持てるようになると思う。
そして、ポイントを貯めるために無駄遣いをしない。
個人情報を安易に渡さない。
怪しいほど美味しい話には飛びつかない。
これはポイ活を超えて、これからお金と付き合っていくうえでも大切な感覚だ。
最初は小さく、無理なく
高校生のポイ活は、月1万円を目指す必要なんてない。
まずは1日10円でもいい。
アンケートに一つ答えて、数ポイント貯める。
それをスキマ時間に繰り返していく。
1ヶ月続けば、ちょっとしたお小遣いになる。
そして貯めたポイントで、好きなものを買う。
この「自分で小さなお金を作る」という経験は、案外楽しいものだ。
ポイ活は、頑張りすぎなくていい。
必要のない買い物もしなくていい。
高額案件を追いかける必要もない。
無理なく、コツコツ。
まずはそこから始めてみてはいかがだろうか。
▶︎関連記事:
また、関西電力が主宰している「モアクト」も同じくおすすめです。

