IPOの補欠当選という名の希望

投資・優待

IPOをやっていると、たまに「補欠当選」という結果が届くことがある。

最初は正直、よく意味がわからなかった。

当選ではない。でも落選でもない。

どっちなのか曖昧なポジション。

そして少しだけ期待を持たせてくる存在。

それが、補欠当選だった。


補欠当選という絶妙なポジション

IPOの結果は基本的にシンプルだと思っていた。

当たるか、外れるか。

それだけだと。

でも実際には、その間に「補欠当選」というものが存在していた。

SBI証券でIPOを申し込んでいると、たまにこの結果が出る。

最初に見たときは、

「え、これってチャンスあるやつ?」

と一瞬テンションが上がる。

当選ではないけど、完全な落選でもない。

つまり“まだ可能性が残っている状態”。

この微妙な立ち位置が、逆に一番気持ちを揺らしてくる。


3回の補欠当選、そして全敗

これまでSBI証券では補欠当選を3回経験したことがある。

そして結果から言うと、

3回とも繰り上がらなかった。

きれいに全敗である。

最初の1回目はまだ希望があった。

「補欠だし、もしかしたらいけるのでは?」

と思って、少しだけ調べたりもした。

SNSで「補欠から繰り上がった人いますか?」みたいな投稿を見たりして、

勝手に確率を探しにいっていた。

でも結果は繰り上がらず。

「あ、そういう感じね」と学ぶ。


2回目以降は、少し冷静になる

2回目の補欠当選は、少し冷静だった。

「あ、またこのパターンか」

という気持ちが先に来る。

期待というより確認に近い。

どうせ繰り上がらないかもしれない。

でも一応見てしまう。

そして案の定、繰り上がらない。

ここで少し理解する。

補欠当選は“当選に近い状態”ではあるけれど、
“当選に行ける状態”とは限らないのだと。


3回目でほぼ悟る

3回目になると、もはや気持ちはかなり落ち着いている。

補欠当選の通知を見ても、

「あ、はいはい」

くらいの反応になる。

一応期待はゼロではない。

でも限りなく薄い。

そしてやはり繰り上がらない。

ここでほぼ悟る。

補欠当選とは、

「当たる可能性を一瞬だけ見せてくれる通知」

なのかもしれない。


「希望」という言葉の強さ

補欠当選が厄介なのは、
完全な落選よりも“余韻がある”ところだと思う。

落選なら、それで終わる。

気持ちの切り替えも早い。

でも補欠当選は違う。

少しだけ時間差がある。

「まだワンチャンあるかもしれない」

という余白が残る。

この余白が、地味に長い。

そして、その間に少しだけ期待してしまう。

結果的に繰り上がらないと、その分だけ静かに落ちる。

だから私はこの状態を、

補欠当選という名の希望

と呼ぶようになった。


SBI証券の補欠当選との付き合い方

SBI証券でIPOをやっていると、補欠当選はそこまで珍しいものではない。

むしろたまに来る。

だから最初は「おっ」となる。

でも何度か経験すると、少しずつ距離感が変わってくる。

今の自分の感覚としては、

「来たら一応見るけど、あまり期待はしない」

くらいがちょうどいい。

期待しすぎると、あとで静かにダメージが来る。


IPOはやっぱりイベントに近い

改めて思うのは、IPOってやっぱり投資というよりイベントに近い。

申し込む。

結果を待つ。

当選ならちょっと嬉しい。

補欠なら少し揺れる。

落選なら終わり。

でもどの結果でも、また次のIPOが来ると申し込んでしまう。

このループ自体を楽しんでいる部分もある気がする。


それでもまた申し込む

補欠当選が繰り上がらなかった3回。

その経験があっても、IPOの申し込みをやめる気は特にない。

むしろ、

「今回はどうなるんだろう」

くらいの軽い気持ちで続いている。

国内株での当選歴は相変わらず0回だが、
それでも申し込む。

おそらく次もそうだと思う。

そしてまた、補欠当選という名の希望に少しだけ触れるのかもしれない。

ただ、その先にある現実はだいたい同じだと、もう知っている。

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