投資を続けられる理由は推し活と同じだった

投資・優待

投資を続けている理由をあらためて考えてみると、「儲かるから」とか「将来のため」といった正論だけでは説明しきれない部分がある。

むしろ実感としては、もっと感情寄りで、もう少しゆるい理由のほうが大きい。

最近思うのは、投資はわりと推し活に近い、ということだ。


■ 配当金は“供給通知”に近い

高配当株を少しだけ持っているのだが、配当金が入るときの感覚はかなり独特だ。

忘れた頃に、静かにお金が入ってくる。

大きな金額ではないけれど、「あ、来たんだ」というちょっとした嬉しさがある。

この感じは、推しからの供給通知に少し似ている。

定期的に来るわけではないし、毎回金額も違う。

でも、完全に予想していないタイミングで来るからこそ、少し気分が上がる。

投資というより、“たまに届くお知らせ”に近い感覚だ。


■ 優待は“生活に届くグッズ”

株主優待もまた、推し活に似ている要素がある。

カタログギフトや食品、日用品などが突然届くと、少しだけ日常が豊かになる。

実用的ではあるのだけれど、それ以上に「何か届いた」というイベント性があるのがポイントだ。

普段の買い物では得られない“おまけ感”がある。

推し活でいうところのグッズや特典に近い感覚で、生活の中に小さな楽しみが差し込まれる。

▶︎関連記事:

ミスドで使うつもりだったのにモスに消えてく優待券

QUOカードはコンビニじゃなくて知識と絵本に消えていく話


■ 株価を見る行為は“現場チェック”っぽい

株価を毎日チェックするかと言われると、人によって違うと思う。

自分の場合は、毎日張り付くというより、思い出したときに見るくらいの距離感だ。

ただ、ふと見たときに上がっていると少し嬉しいし、下がっていると少し考える。

この感じも、推しの動向を軽くチェックしているような距離感に近い。

ガチ勢というより、ゆるく見守るスタンスのほうが続きやすい。


■ 株主総会はちょっとした“ライブ”

そして一番推し活っぽさを感じるのが株主総会だ。

実際に参加したことは多くないが、あれはかなり独特の空気がある。

決算の説明を聞いたり、経営陣の話を聞いたりする時間は、どこか“現場イベント”に近い。

株主としてその場にいるだけで、少しだけ当事者になった気分になる。

静かな会場で話を聞きながら、「この会社を持っている側なんだな」と思う瞬間がある。

これが、推しのライブに近い感覚だと感じている。

大声で盛り上がるわけではないけれど、その場にいることでしか得られない情報や空気がある。

数字だけではない“現場感”があるのが株主総会の面白さだと思う。


■ 続けられる理由は「感情の小ささ」

投資というと、どうしても大きな利益や将来設計の話になりがちだ。

ただ実際に続けている理由を分解していくと、もっと小さな感情の積み重ねになっている気がする。

  • 配当が入るちょっとした嬉しさ
  • 優待が届く軽いイベント感
  • 株価を見るときのゆるい観察
  • 株主総会のちょっとした現場感

どれも大きな刺激ではない。

でも、この“小さい嬉しさ”があるから続いているのだと思う。


■ 投資は思っているより“待つ趣味”

もう一つ気づいたのは、投資はかなり「待つ趣味」だということだ。

すぐに結果が出るものではないし、頻繁にイベントが起きるわけでもない。

配当も優待も、基本的には時間をかけて待つことで受け取るものだ。

この構造は、ポイ活の当たり枠とも少し似ている。

IPOや座談会と同じで、「待っている時間」が前提になっている。

▶︎関連記事:

ポイ活・投資・IPOは全部「待つ趣味」でつながっている話


■ おわりに

投資を続けられている理由は、思っていたよりシンプルだった。

大きな理屈というより、小さな楽しさの積み重ねだ。

配当が来ることも、優待が届くことも、株主総会に少しだけ参加することも、どれも日常の延長にある小さなイベントだ。

そしてその小さなイベントが、思った以上に続ける理由になっている。

投資は資産形成というより、少しだけ楽しみを増やす“長期の推し活”なのかもしれない。

タイトルとURLをコピーしました